当社の祭礼行事を中心に出来事などをブログ風にお伝えします。
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9月24日(金)神社庁の顕名霊社の合祀祭並びに慰霊祭に参列致しました。県内の物故神職
の御霊をお祀りしお慰め申し上げる為、神社庁理事が斎主、職員2名が祭員を勤めて厳粛にお仕えされました。
庁長以下役員職員・遺族などが参列致しました。
金木犀の独特の甘い香りが境内にただよってきました。今年の初秋は雨天が続きスッキリしない日々が続いています。台風16号の進路も気になるところですが、ご参拝になりましたら、その時はマスクを外して香りをお樂しみ頂けたら喜びます。
余談ですが金木犀の花が咲く頃から、秋の味覚のキノコ(特に香茸など)の採取も始まります。
昨年の春秋と今年の春の大祭共に略儀で執行された護国神社の祭礼ですが9月22日(水)午前10時、万全な感染防止対策の中、出来うる限りコロナ禍以前の人員を配して厳かに執行されました。一昨年の秋季大祭までは日野支部長として祭員奉仕を致しましたが今回からは神社庁理事としての参列です。拝殿からは少し離れた処に用意された席で祭典を拝しました。
9月20日(月)の日供祭に今年も境内に実った栗をお供え致しました。昨日、宮人夫さんが仕事の合間に収穫してくれました。今年は虫食いの栗も多く出来は余り良いとは言えませんが選りすぐって大神様にお召し上がり頂きました。
9月10日(金)奥出雲町の兼務社2社(鬼神神社・大呂神社)を巡拝致しました。大呂神社の眼下には刈り入れを待つ稲穂の絨毯が広がっていました。
盆時期に数日続いた大雨やその後の梅雨を思わせるような雨天の日々が続きましたので収穫を心配しましたがご神助によりまずまずの収穫が望めそうです。2年に亘るコロナ禍は未だ治まりがつきませんが、美しく実った稲穂を見ると何より心が安らぎます。
9月3日(金)就任後初めての神社庁役員会の為、神社庁に出張致しました。議題9項目について参事より説明を受け慎重に協議致しました。時節柄、日程の変更や中止の可能性も踏まえながらの相談です。正副庁長を中心に適正な神社庁運営に尽くしたく思います。
9月1日(水)午前6時、月次祭を斎行して皇室の御安泰と国家鎮護、国家国民の繁栄と氏子崇敬者の安寧を祈念申し上げました。夏用の装束を着用して諸祭事をお仕えする中、今日は裏地付きの紗織狩衣で奉仕致しました。この夏狩衣はかつて奈良県の大神神社宮司を勤めていた伯父から譲り受けた装束です。高価な品だと思いますので殿内奉仕の月次祭や重要な諸祭事にしか着用しない大切な1着です。
白紗地裏付き雲立涌紋の狩衣
月次祭終了に併せて大祓詞1巻を奏上し師走大祓札の祈修を致しました。今日から連日12回に亘って大祓詞を祈修して秋祭りから年末にかけて神宮大麻と共に氏子の皆様に頒布する師走大祓札に祈念を籠めます。近年までは10回の祈修で満願としておりましたが平成30年より通年は12回、閏年は13回の祈修を満願とする新例を立てました。
8月26日(木)神政連県本部代議員会に出席する為、神社庁に出張致しました。去る6月25日以来2ケ月ぶりの神社庁です。時節柄、出席者を絞って本部長以下18名のほか神社庁職員3名で議事は進められました。皆さんワクチン接種は当然済まされていると思いますが万全な防疫準備をしての開催です。日程の中には役員改選があり本部長には庁長が就任され幹事長に副庁長、ほか各委員や常任委員、正副議長などが選任されました。神社庁理事である小職は本部長より副幹事長の1人に任命されました。
12日から降り続いた雨も一休みと思われる15日(日)午前10時、木山代宮家の御霊祭を執行致しました。時節柄、娘達は帰省せず米子市在住の義妹夫婦も天候と時節により参列を見合わせましたので参列者は妻だけです。ご先祖の御霊には大変寂しい思いと拝察致しますが来年は家族親族が揃って御霊をお慰め申し上げたいと強く念じてお仕え致しました。
お盆に入った昨日から今日14日(土)絶え間が無く強い雨が降り続き西日本は記録的豪雨になっています。我が日南町も昨日早朝に大雨警報と警戒レベル3相当が発令されたまま2日目の夜を迎える事と成りそうです。前線は1週間くらい本州付近に停滞する見込みで「いつ、どこで特別警報が出るような状況になってもおかしくない」と気象庁は厳重な警戒を呼び掛けています。昨夜は床についても殆ど眠る事が出来ませんでした。今夜も心配な夜となります。
前線の影響で九州を中心に西日本でも激しい降雨の予報通り、やや強めの雨が降っています。参拝者の姿が見えないので明日の迎え盆に備えて床の間の掃除と盆提灯の組立をしました。雨の止み間に出張祭用の組立祭壇を倉庫から搬入して床の間に鋪設しておこうと思います。
日供祭準備の為、昇殿しようと社務所を出でました時、前回(7日午前5時20分)以上に赤い朝焼けでした時刻は午前5時13分、まだ薄暗さが残る境内を染めておりました。こうしたご時世の中ですので再び吉兆で有る事を願いました。
8月9日(月)早朝に台風9号が上陸しましたが間もなく温帯低気圧に変化したようで早々と天気図からは消えてしまいました。しかし1日中強い雨風が続き境内は沢山の折れ枝等が散乱し荒らされました。先ずは大きな折れ枝等を片付けてからブロアで清掃しようと思います。まぁまぁ、これ位の事で済みましたので一安心です。
近年になって少しづつ出張祭の形に変化が出てきました。例えば地鎮祭は現地に祭壇を組んで神様をお招きしお仕えするのが通例ですが、この頃は神社において祈願祭を執行し工事安全や無事竣工を祈念して後、神職を現地に案内して土地の清め祓いを執行するやり方です。人口減少や少子高齢化が進み、なるべく手間が掛からない様に工夫された祭儀となります。基本的に天候の心配も無く現地の忌竹やテント設営、その他諸々の手間を省く事が出来ます。いずれにしても神職が現地に出向いて清め祓いを執行し鍬入れ等の儀式も出来るので施主も業者も満足をされるようです。この形式について賛否の意見は有りますが家屋の上棟祭や竣工祭・家屋解体・井戸や池などの埋め立て等、様々な出張祭を同様にして執行する事が増えて来ると思います。
8月7日(土)奥出雲町鬼神神社の龍燈祭を執行致しました。やや曇りがちの蒸し暑い日と成りましたが総代会長ほか役員総代7名が参列して厳粛にお仕え致しました。山陰両県と共に武漢由来の新型コロナウイルス感染者が急増している中ですが奥出雲町も隣接する日南町も感染者はほぼ有りません。ワクチン接種も進む中で万全の対策をしながらのお祭りでした。
龍燈祭当日の午前中に家屋(長屋)解体による八方除祈願祭のご依頼を頂き、鬼神神社で祈願祭を執行した後、現地の清め祓いを執行させて頂きました。
台風9・10・11の各号の接近と上陸が心配される中8月7日(土)の朝焼けです。立秋を迎えた早朝、東の空が赤く染まって輝いておりました。吉兆で有ります様に。
8月1日(日)午前6時、月次祭を斎行して皇室の御安泰と国家鎮護、国家国民の繁栄と氏子崇敬者の安寧を祈念致しました。土用の丑の日(7月28日)は過ぎましたが神饌に鰻の蒲焼やご祭神とゆかりの深い白桃、初物の梨、日南町名産品のトマトなどをお供え致しました。日供祭神饌もそうですが当社は調理神饌や丸物神饌(調理を施さないそのままのお供え物)等を混在してお供え致します。また御箸や御盃を添えるのも特徴的です。
我が鳥取県も連日2桁の感染者が報告されています。日南町民の感染者の発生は有りませんが厳重な感染予防の行動が望まれます。当社においては昨年3月より日供祭はもとより月次祭や春秋の大祭においても武漢肺炎ウイルス平癒祈願祭を併せて祈念申し上げております。幸いに御神徳を頂いて今日を迎えておりますが完全撲滅には神々も苦戦されているようです。今後も真摯なご祈念を続け御神徳の更なる発揚に勤める所存です。
7月25日(日)多里神社夏祭を執行致しました。今年も神幸式は中止と成りましたので助勤神職はお願いせず宮司のみでの祭典執行と致しました。また、直会もお酒と折詰め料理をお持ち帰り頂きました。
7月22日(木)江府町の美用神社夏祭の代行奉仕を致しました。猛暑の中、準備をして頂き有難うございました。皆さんワクチン接種は既に済ませておいでですが米子市でコロナ変異型と思われる多数の感染者が出ましたので心配されていました。
7月18日(日)⛩社☆ガール(シャガール)の会員6名の方々にご参拝頂きました。少しお話をさせて頂く時間を頂きましたので拝殿にご案内して、とり止めの無い内容でしたが聴いて頂きました。神社に対する深い理解が伺えるご質問も頂き感心致しました。この⛩社☆ガールの活動は毎回「島根県神社庁報」に掲載される程の熱心で信頼性の高いものです。今後も神社や神話に対する理解を深めて頂き末永いご活躍を祈念申し上げます。
お供えを頂き有難うございました。当社の維持運営費用の一部として活用させて頂きます。
7月17日(土)江府町の吉原3社(吉原・西成・袋原の各神社)夏祭の代行奉仕を致しました。好天に恵まれ夏空にくっきりと大山が姿を見せていました。
写真は西成神社の直会です。会場は近くの公民館です。皆さんは既にワクチン接種を終えた中でもコロナ対策を万全にして和やかに開催されました。樂しい直会でした有難うございます。
7月15日(木)福榮神社夏祭を斎行致しました。梅雨明けの好天と成り夏空が高く感じられます。
祭典執行時間の午後2時迄には総代会長以下役員 来賓等15名にご参集頂き定刻に執行致しました。
次第
奏樂(太鼓)・着座・大祓詞奏上・切麻袋を配る・人形と切麻で祓う・修祓・神咒・献饌
・祝詞奏上・奏樂(龍笛)・玉串拝礼・神咒
・宮司挨拶・退下
祭典終了後は直会です。近くの河川公園で恒例の焼肉を樂しみました。宮司を含めワクチン接種を既に済まされた方ばかりですがコロナ対策も万全にして開催されました。
7月11日(日)大祓式と氏子総代会の為、奥出雲町の大呂神社に参向致しました。定例の第2日曜日、総代会長 役員 総代 自治会長 班長などが参列致しました。本殿内の玉殿の前に有る金幣を祓戸大神に見立て大床の案上には御贖物の和紙と麻緒・人形と切麻が入った夏越大祓袋を供え、大祓詞を奏上した後ち人形と切麻によって祓い清めます。
式典後は近年までは蓮華の花が咲きだす頃に開催されていた為、現在も「れんげ総会」と呼びならわす氏子総代会が開催され議事は順調に進み恙なく終了致しました。
7月10日(土)実父5年実母15年の年祭を彰徳殿において執行致しました。時節柄、親族の参列はご遠慮頂き私が斎主を務め妻に参列してもらいました。
彰徳殿は戊辰戦争から大東亜戦争までの英霊や公職にあった殉職者・歴代の神官神職の御霊・氏子の神社関係者の御霊等を祀る祖霊社です。私の両親や先祖代々の御霊も平成30年に合祀をさせて頂き現在に至っています。
7月9日(金)栗尾神社夏祭を栗尾地区公民館を斎場にして執行致しました。
御祭神 大物主大神
この神社の祭礼日は何故か雨の日が多く今年も公民館で執行する事になり現地の御社の斎庭でのお祭りはめったに出来ません。
7日(水)鳥取県は江府町に警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令して避難指示が出されましたが実際に避難された方は無かったそうです。 ???な感じですが、今日は皆さん何事も無かったかの様に避難場所となっている公民館にお集まり頂きました。県からの指示と現場の天候の実情に隔たりが有ったという事でしょうか???
7日(水)の早朝から断続的に激しい雨が降っています。梅雨前線が停滞し、あまり聞きなれない「線状降水帯」の発生に因る為だそうです。社務所前は川のようになり歩行も困難な感じです。熱海市伊豆山地区の様な土石流の災害などが起きませんように・・・
こうした天候なので参拝者はごく僅かですので溜まった事務仕事に勤しみました。
7月1日午前6時、月次祭を斎行して皇室の御安泰と国家国民の繁栄、氏子崇敬者の安寧を祈念致しました。暑さが本格的になる7月・8月の狩衣は紗織り裏無しの物を中心に着用します。(6月・9月は紗織り総裏付きです。)色合いも涼しげで気に入っている1着です。
昨日の6月30日、日野支部長の任期が満了となりますので今日付けで新支部長に就任される神奈川神社 宮司宅を訪問して支部長印ほか事務用印や当面必要な書類等をお届けいたしました。3期9年にわたり支部長の職をお預かりした私も齢59歳となりました。一般社会でも退職を迎える年頃と成り一つのケジメと言えるでしょう。今日付けで神社庁理事に就任となりましたので新たな立場で今後とも斯界発展の為に微力を尽くす所存です。