当社の祭礼行事を中心に日々の出来事などをブログ風におつたえします。
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12月31日(火)午前7時、大歳祭を斎行して去り行く平成31年と令和元年の己亥歳の神恩に感謝し併せて践祚改元に連なる一連の諸儀式を天皇陛下が恙なく執り行わせられました事を奉祝し衷心よりお慶び申し上げ、来る庚子歳が平穏で幸福な1年となりますように祈念致しました。
午後5時には年越し大祓式を執行して私たちが知らず知らずの内に犯した罪穢れと共に己亥歳に矢継ぎ早に襲来した台風などの自然災害や国内外の諸々の禍事も清々しく祓い清めて新しき歳を目出度くお迎え致したく存じます。この大祓式の執行を以て本年の全ての祭祀をお仕え納め致しました。
宮人夫さんと共に26・27日にかけて本殿以下社殿及び摂末社の清掃をして28・29日で正月飾りを致しました。当社は派手な門松を飾る習慣は有りませんし〆縄飾りも至って簡素です。うらじろが付けられた輪〆縄に蜜柑を添えて各所に配するだけですがそれでも26本の輪〆縄を飾りますのでそれなりに迎春の雰囲気が高まってまいりました。
世間一般では29日に正月飾りをする事は二重苦(にじゅうく)といって避けますが当社では近年、2と9で福(ふく)の日として構わずに準備をする事にしています。お陰様で比較的天候も良く大まかな準備は整いました。
今日12月25日(水)先日米子のホームセンターで購入した輪〆縄35本に紙垂を取付ける作業を致しました。この〆縄は米子市近辺の農家より納品されたものですので10数年にわたって購入しています。以前は氏子の方の奉製でしたが後継して下さる方が有りませんので致し方有りません。安価にして青色が濃い〆縄は中国産に違い無いと思い注意しています。
12月19日(木)今年もテゴネットが謹製する迎春用しめ縄の清め祓いと販売促進の祈願祭のご依頼を頂きました。我が日南町農家の手作りしめ縄を購入されるご家庭や事業所などの家内安全と開運招福、事業安全と商売繫盛を祈念申し上げました。
今日、17日(火)は雨天ですので社務所番をしながら兼務社の迎春準備を同時に進めています。昨日の日供祭に併せて遥拝遷霊祭を執行した多里神社で頒布する交通安全守護御守(100体)の袋入れ作業です。
多里神社交通安全守護守 初穂料800円
13日の正月事始を迎えましたので祈願や事務の合間に準備を進めています。手始めに拝殿の奉祝天皇陛下御即位の懸垂幕を撤収、続いて奉祝令和の幟旗2本を撤収し迎春の幟旗を設置します。
そして手水舎と社務所玄関の開運破魔矢を子年の物と取り替えました。輪〆縄や蜜柑の装飾はもう少し先になります。
12月12日(木)ホテルニューオータニに於いて「天皇陛下御即位奉祝の集い」が県神社庁・県神社総代会・神政連県本部の主催により開催されました。
天皇陛下萬歳!
式典に先立ち清興がありました。
県女子神職会四名による「豊栄の舞」
吟道翔風流日本吟翔会宗家 佐藤翔風氏による吟詠
人みなは 姿ちがえど ひたごころ 戦なき世を こひねがふなり
今上陛下が皇太子時代(平成9年)歌会始の詠進歌
式典終了後は祝宴が催され、来賓の神社本庁総長の発声により目出度く盃を上げました。
12月10日(火)残余が僅かとなった由緒略記の増刷2000部が本日、氏子のStudioAより納品されました。昨年4月からの間、先の天皇陛下(上皇陛下)のご譲位や新帝陛下のご即位などに伴って境内の枝打ちや整備作業など一連の記念事業を行い面目が改まりましたので写真を差し替えて頂きました。(写真の上段が今回納品された由緒略記です。)今後、順次切り替えます。
12月2日(月)本年は5月17日以来2回目となる出雲大社参拝に行って参りました。生憎の天気でしたが権禰宜である妻と一緒に拝殿、八足門前、出雲教拝殿前、神樂殿前にて拝礼して日頃のご加護に感謝し秋季大祭など一連の秋祭を無事にお仕え出来ました事を奉告申し上げました。
12月1日(日)午前7時、月次祭を斎行して国家鎮護と皇室のご安泰、氏子崇敬者の安寧と発展を祈念致しました。愈々、師走にはいり気ぜわしくなってきました。健康管理に留意しながら抜かりなく迎春準備を進めて参りたく存じます。
師走に入り宮人夫さんに、これ迄に掃き溜めた折れ枝や枯れ枝、杉落ち葉などの焼却処理をして頂きました。かなりの量でしたので半日程かかりました。寒い中、有難うございました。
週末の30日(土)12月1日(日)も黄金の絨毯を樂しめます。
金運上昇の絨毯を踏みしめて下さい。
紅絨毯も・・・
出世開運の絨毯も踏みしめて
11月25日(月)にやや強い風雨が有りましたので落葉が進みました。曇り空なので色があまり映えて見えないのは残念です。
銀杏も落葉が進みつつ有ります。
今週末頃が踏み頃でしょうか。
11月24日(日)日野支部神宮大麻 暦頒布始祭を日野郡神社総代会役員 各社総代 当社総代会長及び役員 管内神職などが当社に参集して厳粛に斎行致しました。祭典後には拝殿で頒布推進会議が開催されました。
今日は11月21日(木)ですが境内の紅葉が見頃となり、落葉して参道も紅く染まりつつあります。銀杏はこれから落葉して随身門の周辺を黄金色に変えていきます。連休中のお参りをお待ち申し上げます。
氏子児童1名、石見神社氏子児童3名による浦安の舞を奉納して頂きました。
このほか七五三詣5座奉仕、県無形文化財の古伝承かしら打ちも賑やかに奉納して頂きました。
9月15日を皮切りの秋季大祭の斎行と助勤の日程を全て恙なくお仕えさせて頂きました。
愈々14日夕から15日未明にかけて新帝陛下は一代に一度の大嘗祭をご親祭なさいます。当社は去る11月3日の秋季大祭祝詞で「大嘗祭ノ当日行フ祭祀祝詞」を添えて奏上致しましたので当日祭は執行致しません。14日乙卯午後5時より大嘗宮遥拝式を執行致しました。
言わまくも尊き新たしき天皇の大嘗祭仕奉る
掛けまくも畏き大嘗宮の大前を遥に拝奉らくと白す
いわまくもとうとき あらたしきすめらみことの おおにえのみまつりつかえまつる かけまくもかしこき だいじょうきゅうのおおまえを はるかにおろがみまつらくともうす
11月12日(火)宮中に於いて大嘗祭前2日大祓が執り行われるに付き、神社本庁通達による臨時大祓を日供祭に引き続き執行致しました。14日夕から15日未明の大嘗祭に先立って全国各地の主だった神社において大祓式を執行して我が国の隅々まで祓い清める儀式です。
用語解説 大嘗祭とは天皇が一代に一度だけ臨まれる皇位継承の最重要儀式、天皇陛下は大嘗宮の祭殿(悠紀殿・主基殿)で天照皇大御神をはじめ八百万の神々に新穀を供えて五穀豊穣に感謝され国家国民の安寧と発展を祈念される祭祀
11月10日(日)多里神社秋季大祭を斎行致しました。好天に恵まれ大祭典は宮司・禰宜のほか助勤神職2名が奏樂奉仕、総代会長ほか役員総代 来賓が参列して厳粛に斎行致しました。大祭典に引き続き七五三詣祈願祭6座初宮詣祈願祭1座一般祈願1座を奉仕致しました。
祈願祭が終わるころには境内で神賑行事として伝統芸能の「かしら打ち」が賑やかに奉納されました。
11月9日(土)福成神社秋季大祭の助勤奉仕に伺いました。一時、雨が降り出すなど生憎の天候でしたが大祭典は厳粛に執行され氏子児童による浦安の舞が華を添えました。
9月の残暑と10月の長雨などで心配をしていましたが境内の紅葉が色づいて参りました。例年より遅れ気味ですね・・・
11月5日に江府町美用神社の氏子の方が自ら山に入って収穫した「ぼたひら茸」と「なめこ茸」をわざわざお供えに来て下さいました。有難く頂戴して早速6日の日供祭の神饌としてお供え致しました。伊勢神宮は別ですが現代の神饌の多くはスーパーなどで購入した物がほとんどで地場物は極僅かです。天然の自然の恵みは神々が殊のほかお喜びになる事と存じます。誠に有難うございました。
11月2日午後5時、宵宮祭を斎行して明日の秋季大祭の全ての神事、行事が恙なく斎行出来ますよう祈念致しました。
境内は宮内地区の氏子により隈なく掃き清められ祭礼幟も賑やかに飾って頂きました。
3日の当日は午前4時に昇殿をして神饌の盛り付けや祭具の配置等、準備を致します。午前9時には全ての準備が整いました。令和の秋季大祭より座礼を改め胡床(こしょう)を舗設しての立礼と致しました。
昨年は七五三詣祈願祭の申込みは有りませんでしたが本年は2件を祭典後に奉仕致しました。
本年は残念ながら源流太鼓の奉納は叶わず、福餅の撒餅行事のみを行いました。
石見神社 宮司により朝日舞を奉納して頂きました。当社の朝日舞は舞手が宮司玉串を執り物として舞ったのち宮司にその玉串を進め、宮司は玉串拝礼を致します。
本社神饌は和稲(白米)荒稲(玄米)をはじめ御酒(大吟醸酒と吟醸酒)丸餅、海魚(天然真鯛)海菜(海苔と昆布)新鮮な野菜、香りよく甘い果物、塩水のほか今年は大豆をお供え致しました。又、神社本庁よりの「大嘗祭当日神社に於いて行う祭祀」の幣帛料を献じました。
当社は日程の都合上、秋季大祭に併せて「大嘗祭当日に行う祭祀」を秋季大祭祝詞にその旨を加えて奏上、厳粛に執行させて頂きました。
本社神饌のほかに彰徳殿の神饌も5台弁備を致します。
荒稲、御酒 塩 水、鰻かば焼きと玉子、野菜、果物
又、若宮神社と木野山神社には荒稲 御酒 丸餅をお供えします。
11月1日(金)午前7時、月次祭を斎行して国家鎮護と皇室のご安泰、14日15日にかけて新帝陛下がご親祭なさいます大嘗祭が恙なく執り行われますよう併せて氏子崇敬者の安寧と発展を祈念致しました。
明後日に秋季大祭を控えた当社の社殿群です。2日(土)には当屋氏子の出夫による祭礼準備と宮掃除を予定しています。祭礼日の3日は曇りの予報で気温もあまり上がってこないようですが雨の心配は無さそうで安堵しています。
入学受験や昇段 昇級の検定を控えた皆様!!大変お待たせを致しました。今までは試験合格祈願祭には学業成就御守、各種技能や芸事の検定合格祈願祭には樂樂福錦御守を祈願木札と共に差上げておりましたがズバリ合格の御守をとのご要望により今更ながら新たに頒布する事と致しました。是非この御守をお持ち頂き樂樂福大明神の力強い後押しを得てよい結果が導かれますよう祈念申し上げます。
初穂料600円也
10月22日(火)江府町の美用神社秋季大祭を代行奉仕致しました。氏子の皆さんは「即位礼正殿の儀」が皇居宮殿で執り行われる日に氏神様の秋祭が重なった事を口々に喜んでいらっしゃいました。
10月22日(火)天皇陛下が即位を内外に宣言される国の儀式「即位礼正殿の儀」が行われる今日に併せて午前7時、神社本庁通達の即位礼ノ当日行フ祭祀を執行して謹んで大御代の弥栄を祈念申し上げました。
天皇陛下 萬歳 萬歳 萬歳
拝殿の正面扉に念願の防寒用框戸を新設して頂きました。この框戸のクリアボードにより正面の既存扉を閉め切る事なく祈願祭などを執行出来ますので拝殿内の暖房効果は高まり、一般参拝者の目線を遮断する事なくお参りもして頂く事が出来ます。もちろん恒例の祭礼時や夏場には簡単に取り外す事が出来ます。
10月18日(金)大呂神社秋季大祭を斎行致しました。総代会長は公用の為、欠席されましたが副会長ほか7名の役員総代が参列されました。晴天率90%を誇る今日の祭礼日はまさかの雨天となりました。
10月17日(木)日供祭に引き続き大床に設置した御幣を通して神嘗祭がお仕えされる伊勢の神宮を遥拝しました。神宮の神嘗祭は6月と12月の月次祭と共に「三節祭」と称される大切な祭祀です。この秋に収穫した新穀を奉献して皇室の弥栄と国家安泰、国民の安寧などをお祈りする祭祀です。
10月15日(火)兼務社の印賀 樂樂福神社秋季大祭を斎行致しました。本社と印賀樂樂福神社の春秋の大祭にお神樂料をご奉納頂いた氏子崇敬者の皆様には写真のご神札をそれぞれお頒ちしています。左は秋季大祭に授与する八寸の御玉串、右は春季大祭に授与する切札(関札)です。八寸の御玉串は神宮大麻と共に神棚に、切札は玄関先などにお祀りして頂きます。
今年は天皇陛下の御大典を奉祝して劔の舞が野上荘神社禰宜により奉納されました。
神宮では去る9月17日(火)に鳥取県神社庁では10月10日(木)に神宮大麻 暦頒布始祭が執行され愈々神宮大麻と暦の頒布が始まります。当社の社務所でも兼務社の総代方にお預けする大麻の準備に取り掛かりました。主に各神社の秋季大祭に併せて総代会に依頼をさせて頂いています。日野支部の頒布祭は11月24日(日)に当社で執行する予定になっていますが都合によっては早めに頒布を始める神社もございます。
10月10日(木)奥出雲町の鬼神神社秋季大祭を斎行致しました。お祭り日和となり大祭典では秋季大祭の祝詞に添えて天皇陛下の御大典(即位の礼と大嘗祭)奉祝の奉告をして大御代の弥栄を祈念致しました。終了後には七五三詣祈願祭を1座奉仕致しました。
本年の兼務社(吉原三社を含む)の秋季大祭には天皇陛下の即位の礼と大嘗祭の佳節にあたり奉祝の意を祝詞で申し上げます。
10月5日(土)の日供祭の神饌として香茸(こうたけ)をお供えさせて頂きました。鳥取県西部から島根県出雲地方は香茸を非常に珍重して高値で取引されています。炊込ご飯や煮しめ塩漬などにして独特の香りと味覚を樂しみます。4日(金)の夕方に江府町の美用神社の前総代会長さんが自ら採取された物で22日(火)の美用神社祭礼までは保存できないからと遠路お届け頂きました。撤下後は早速に「香茸ご飯」にして頂こうと樂しみにしています。
10月1日(火)午前7時、月次祭を斎行して国家鎮護と皇室のご安泰、今月の即位の礼、来月の大嘗祭など一連の御大礼の儀式が恙なく執り行われますよう併せて氏子崇敬者の安寧と発展を祈念致しました。
当社は本日より冬装束に改まりました。残暑が厳しく月次祭の準備の為午前6時に昇殿した時、拝殿の気温は21℃で冬装束の着用をややためらう程でした。29、30日と順次衣更えの準備を進め狩衣を中心に差袴、白衣等の更衣を致しました。
写真左から3領まで冬用、右2領は夏用の狩衣
午前8時30分頃の境内です。桜の葉が落ち始め金木犀が咲き揃い、紅葉は少しだけ色づきかけた初秋の穏やかな朝です。
午後からは奥出雲町下阿井の阿位八幡宮秋季大祭の助勤奉仕に初めて伺いました。写真の本殿とその左側に拝殿が有る特殊な構造の神社です。大祭典は宮司以下祭員3名樂員2名が奉仕、総代会長以下総代など17名が参列して厳粛に斎行されました。
引き続き神幸式が有りましたが私は拝殿留守居勤番でお神樂を奉仕致しました。
午前中から徐々に気温が上がって大変蒸し暑くなり白衣と襦袢は夏用にしましたが汗びっしょりとなりました。